温暖化対策への私感④(新しい視点を考える)

 低炭素社会を構築していくために、現在のペースでは遅すぎ、危険な道筋を辿ることが危惧されるというスターン報告などがあるが、実際はどうなんだという疑問も指摘されているようである。けれども、温暖化問題が間違っているという指摘の証明もやはりできない。であれば、未熟運転者が高速道路を200kmで突っ走るような危険を冒す道をあえて選ぶ必要はあるまい。

 それから、焦点がずれてしまう恐れもあるが、この社会の現在のシステムについて考えを寄せてみたい。あくまで私感であるが。まず、GNP過指向経済システムとでも言おうか、どうしてGNPが世界何位であるかということを気にして、その国の影響力を図ったり、また、マスコミもやはり、その点を気にしてその国のニュースや発言を報道するのだろうか。ある意味、ごく自然で全然間違っていないのだが、新しい視点に向かっていかなくてはならないと思う。その点を探っていきたい。

 同様に、生産過指向および経済成長率過指向経済システムも、存在しているのではないか。このような現在の社会経済システムのもと、温暖化問題に対して真剣に向き合う方向に、なかなか舵をきることができない、国と国とが意味も分からず競いあって暴走を続けているのが今の世界、特に発展途上および先進国の実態ではないのだろうか?この、お互いの暴走を止めるにはどうしたらいいのだろう?この点についても考えなければと思う。

 それから、もっとグローバルにこの文明を考えてみると、現在の文明は総じて、ものカネ神格化文明だ。幸福をこの視点で捉えてしまうから、消費文明を生んでいる。
 
 それと、悟り型の宗教の限界だ。自然科学のように突き詰めて考えるのが人間は好きなのだ。けれども、突き詰めた結果、答えが存在するかどうかという点。突き詰めて正解だと断定した答えが100%正解なのかということ。それから正解だと断定したその答えが人間の幸福にはつながらないだろうということだ。

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