ノーベル平和賞受賞者・ムハマド・ユヌス氏ー2030年までに「貧困ゼロ」を ! ①

経済学者であり、貧困層向けに小額融資(マイクロファイナンス)を行うグラミン銀行を1983年に設立したムハメド・ユヌス氏。貧困削減のための新しいモデルを提示し、バングラデシュの貧困削減に貢献したことが評価され、2006年にはノーベル平和賞を受賞した。利益の追求ではなく、社会問題の解決を志向する「ソーシャル・ビジネス」について話を聞いた。
その結果、グラミン銀行の利用者のうち、年間5%の人が貧困から抜け出していることが数値として出てきたのです。
Muhammad Yunus, who was an economist and founded Grameen Bank in 1983 to do small-scale financing (microfinance) for the poor. Presented a new model for poverty reduction and was valued for contributing to poverty reduction in Bangladesh and received the Nobel Peace Prize in 2006. I talked about “social business” that focuses on solving social problems, not pursuing profits.
As a result, 5% of the users of Grameen Bank annually come out of poverty as a figure.

バングラデシュでは素晴らしい効果が出ています。国連のミレニアム開発目標(МDGs)では、1990年と比較して1日の収入が1ドル未満の人口比率を2015年までに半減することを目標にしていますが、バングラデシュでは2013年6月に達成しています。
2030年までに「貧困ゼロ」を目指していますが、できる限り早い段階でそれを達成したいと考えています。
Bangladesh has a wonderful effect. The UN Millennium Development Goals (МDGs) aims to halve the population ratio of less than 1 dollar a day as compared with 1990 by 2015, but in Bangladesh achieved in June 2013 doing.
I am aiming for “zero poverty” by 2030, but I would like to achieve it as soon as possible.

――大企業は、素晴らしい社会的なプロジェクトを立ち上げる一方、時には環境問題や児童労働問題を引き起こすこともあります。グラミン銀行は多国籍企業とパートナーシップを組んでいますが、そうした大企業に期待することは。
それぞれの企業が社会に良いことをしたいという意志を持っていますが、ミッションの外側で行っていることがあります。
– While large companies set up a wonderful social project, they sometimes cause environmental problems and child labor problems. Grameen Bank has a partnership with multinational corporations, but what we expect from such a large company.
Each company has an intention to do something good for society, but there are things that are going outside the mission.

多くの企業のミッションは、「利益の最大化」。そうなると、企業として社会的な活動をしようと思っても、時間が足りなかったり、エネルギーを注ぐことができなかったりします。
企業には、2つの選択肢があります。一つは、企業そのものをソーシャル・ビジネスにすること。もう一つは、いまの会社や事業を続けながら、ジョイントベンチャーや100%子会社を立ち上げ、ソーシャル・ビジネスを実践することです。
Many corporate missions are “maximizing profits”. In that case, even though it is intended to do social activities as a company, time may be insufficient or energy can not be poured.
Companies have two options. One is to make a company itself a social business. The other is to launch a joint venture and a 100% subsidiary and practice social business while continuing the company and business now.

――日本企業にはもともと、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」という考え方があります。長い人類の歴史のなかで、西洋型の今のビジネスの歴史はわずか100年程度です。もともと世界中で「三方よし」のように、社会を意識した考え方があったと思いますが、いかがでしょうか。
「三方よし」という考え方は、とても良いことです。文化や歴史を組み込みながら、会社が発展してくことは素晴らしい。
– Japanese companies originally have the idea of ​​”Yoshimi Yoshi” of “sellers, buyers, good people”. In the history of long human beings, the history of Western style now business is only about 100 years. Originally I think that there was a way of thinking conscious of society like “Sanjo Yoshi” all over the world, how is it?
The idea of ​​”Sanjo Yoshi” is very good. It is wonderful that the company develops while incorporating culture and history.

西洋の考えに基づいた資本主義をそのまま日本のなかで適用することに無理があります。日本では、自分の利益の最大化を志向する風潮がありますが、それは本当の資本主義ではないのです。
日本の文化のなかで進めていくということが大変重要だと思います。
It is impossible to apply capitalism based on the Western idea as it is in Japan. In Japan, there is a trend towards maximization of my interests, but that is not real capitalism.
I think that it is very important to advance in the Japanese culture.

ソーシャル・イノベーション・マガジン!「オルタナ」
福井崇人(ソーシャルデザイナー)

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