絶好調トランプ氏の破壊的爆弾発言、非現実的外交政策の余波は?



共和党候補者指名争いで、クルーズ上院議員が5月4日(日本時間)、インディアナ州予備選で敗北し、選挙戦からの撤退を表明した為、トランプ氏の指名獲得が確実な情勢となった。

一方、トランプ氏は早くも民主党のクリントン氏との対決を見据えて、「彼女は偉大な大統領になれない。」と揶揄した。

インディアナ州予備選では、共和党・民主党ともに、アナリストの予想を越えたものになった。共和党では、テッド・クルーズ候補の電撃的「撤退」表明である。クルーズ陣営は、世論調査でリードしていたが、フタを開ければ「53%対37%」と大差で敗北である。

この原因の1点目は、ケーシックとの2位・3位連合の失敗。福音派のクルーズ支持層と中道的現実主義のケーシック支持層が水と油であった。2点目は、IT巨大企業元経営者のカーリー・フィオリーナの副大統領指名が、庶民感覚とズレていたこと。3点目はネガティブキャンペーンの失敗。4点目は、「ドル安+株安」という景気の先行きの重苦しいムードが、「アメリカ第一主義、雇用再生」というトランプメッセージによって、票を吸い寄せてしまったことだ。

民主党においても、インディアナ州予備選で番狂わせがあった。「死に体」のサンダースがヒラリー候補を破ってしまったことだ。態勢に影響はないものの、イメージとしてのヒラリー側のダメージがある。

オバマ大統領は、夕食会でトランプ氏に辛辣なジョークを浴びせた。4月30日の2期8年任期最後の夕食会で、暴言・失言で有名なトランプ氏が夕食会にいないことについて、「今頃、ドイツのメルケル首相の悪口でもツイッターでつぶやいているのだろう。」と一言。また、トランプ氏の外交経験不足の懸念について、「彼は世界中の指導者と会談を重ねてきた。ミス・スウェーデンやミス・アルゼンチンとね。」と皮肉った。

民主党指名獲得が濃厚なクリントン氏が4日、アジア系議員らとの会合で、国務長官の経験をもとに、アジア政策の重要性を訴えた。「私は、アジアで何が起きているのか理解することと、太平洋地域の人々と協力することが、いかに重要かを知っている。」

対する共和党のトランプ氏の外交政策が、非現実的で破壊的であるとの見方がある。

 

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