孤立主義者トランプ氏への危惧と、その陰謀



ルビオ上院議員とケーシック知事の撤退で、トランプ氏の共和党候補が確実な情勢となり、また、民主党ヒラリー元国務長官の民主党候補選出も確実な状況となっている。

予想外にトランプ候補の暴論が共和党候補選出を早めたのは、米国民の本音が少なからず反映し、予想外の支持を集めているからだ。米国第一を唱えるトランプ候補の外交原則は、米国は豊かな国ではあるが、ほかの国のために多くを負担するほど豊かではないと感じる米国民の本音を少なからず反映しており、米国が余裕を失いつつあることを示しているともいえる。

米国経済がリーマンショック後、FRBの金融緩和政策で回復を続けており、それに比べ我が国の景気回復は停滞しているという評価が多い。しかし、米国経済の回復状況も、平均所得でなく所得の中央値で見ると、足踏み状態であり、低所得者層に至っては、所得の減少が止まっていない。選挙民の多くは、所得減少したままの状況にあり、それがこれまでの政治に対する反発を高めていたのだ。この、トランプ候補の求心力の源泉については、警戒しなければならない。

一方、トランプの対ヒラリー戦略は、夫に裏切られた?過去を持つという、クリントン夫人への誹謗中傷が主な内容である。ビル・クリントン元大統領の弾劾裁判が行われたのは1998年、大統領退任が2001年。モニカ・ルインスキーとビルのスキャンダルが注目を集め、ヒラリーは公の場で恥をかかされた。がしかし、ヒラリーはビルの防戦態勢をがっちりと固めていた。彼女の性格の問題でもあり、自らの領域を守るための行動でもあった。これは、人間として、すばらしい資質ではないだろうか。

ヒラリーがその性格について攻撃を受ける時、果たしてその人たちが、トランプを好きであるだろうか?トランプの疑わしい陰謀説は、形勢が悪くなった時、猛烈な勢いで、反撃を受けることになるだろう。

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