熊本地震;経緯と発生メカニズムの整理

気象庁によると、14日夜に起きたM6.5の地震が、本震ではなく、16日未明nおM7.3の地震の前震とみられると発表。本震に先立つ大きな前震は2011年の東日本大震災でも見られた。大震災2日前にM7の地震が発生して、M9の本震が3月11日に起きた。

3つの地域(熊本県熊本地方、阿蘇地方、大分県)で別々の地震が同時多発的に発生していると見解を示した。これは、16日午前1時25分に発生したM7.3の本震が影響していると考えられる。

参考:気象庁発表資料「平成28年(2016年)熊本地震」について(第5報)

M7.3の本震は、14日発生地震の日奈久(ひなぐ)断層帯とその北側の布田川(ふたがわ)断層帯の交差部の北側で発生。その後、北東側で地震活動が高まり、午前3:55に阿蘇地方でM5.8(最大震度6強)、午前7:11には大分県中部でM5.3(最大震度5弱)の地震と続く。これらの余震域が離れていることから、別の地震と判断している。

今後の地震活動については、さらに別の活断層が動く可能性がある。東西に横断する別府・島原地溝帯沿いに多数の活断層が存在し、四国・紀伊半島を通る中央構造線断層帯に連なっている。震源がじわじわと東に移動しており、今後、中央構造線断層帯が動くとなると、南海トラフ巨大地震への影響も考えられるとしている。(地震予知連絡会、京大教授による見解)

また、東北大教授によると、地震活動の南への拡大の可能性について指摘している。「日奈久断層帯では北部で発生したが、南への延長部分で発生しておらず、注意が必要。」

14日午後21:16の本震ではない益城町周辺の大地震については、最大震度7を観測しており、1949年以降まだ3回しか観測されていない大地震で、気象庁はこの地震を「平成28年(2016年)熊本地震」と命名した。過去の直下型地震と比較し、震源が浅かったこと、島原湾・八代海沿岸は砂や阿蘇の火山灰が降り積もり、やや弱い地盤だったことなどによって、揺れの大きさは阪神・淡路大震災に匹敵している。

発震機構は横ずれ断層型である。断層型地震は、正断層型・逆断層型・横ずれ断層型の3種類に分類される。九州は地球のプレート連動により、南北方向に引っ張られる力が働いており、今回その力が断層の横ずれに働いたと見られる。

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