「難語(Difficult words)」の記事一覧

難語61

悄然 しょう‐ぜん   1 元気がなく、うちしおれているさま。しょんぼり。「悄然たる後ろ姿」「悄然としてうつむく」 2 ひっそりと静かなさま。 「―として声なし」〈太平記・三七〉    

難語60

茵 しとね   座るときや寝るときに下に敷く物。しきもの。ふとん。「草の―」

難語59

娉婷 ひょうてい   しなやかで美しいさま。

難語58

拘々 こうこう   ものごとにこだわるさま。

難語57

定業 じょうごう   仏語。定まった運命。  

難語56

彩管 さいかん   絵筆。転じて絵画。さらには、芸術。

難語55

栄辱得喪 えいじょくとくそう   名誉と恥辱や、利益と損失などの世俗的な関心事。 「栄辱」は名誉と恥辱。 「得喪」は利害。    

難語54

賞翫 しょう‐がん   1 そのもののよさを楽しむこと。珍重すること。「書画を―する」 2 味のよさを楽しむこと。賞味すること。「旬の味覚を―する」 3 尊重すること。 「方式に拘らず時の宜しきに従うを―すべき・・・

難語53

端渓 たんけい 中国広東省肇慶市付近の西江を指す。硯石(すずりいし)の産地。 「端渓硯」の略。

難語52

古錦襴 こきんらん   箱の底に沈んでいたのは、古錦襴の袋に入れられた白鞘の剣であった。 … 国枝史郎『血曼陀羅紙帳武士』より引用 軸じくは底光りのある古錦襴こきんらんに、装幀そうていの工夫くふうを籠こめた物徂・・・

難語51

朱泥 しゅ‐でい 鉄分の多い粘土を焼いてつくる赤褐色の無釉(むゆう)陶器。中国、明代に、煎茶の流行に伴って宜興窯(ぎこうよう)で創始された。急須・湯呑みを主とし、日本では常滑(とこなめ)・伊部(いんべ)・四日市な&#82・・・

難語50

嫦娥 じょう‐が 中国、古代の伝説上の人物で、月に住む仙女。羿(げい)の妻で、夫が西王母からもらい受けた不死の・・・

難語49

堕在 だ‐ざい [名](スル)悪い場所や下の地位に落ちて、そのままそこにとどまること。「英霊の俊児、亦遂に鬼・・

難語48

回向 えこう   仏語。 1 死者の成仏を願って仏事供養をすること。「冥福を祈って―する」 2 自分の修めた功徳 (くどく) を他にも差し向け、自他ともに悟りを得るための助けとすること。 3 浄土真宗で、阿弥陀・・・

難語47

検校 けん‐ぎょう   1 物事を調べただすこと。また、その職。 2 社寺で、事務を監督する職。また、一寺の上位者で衆僧を監督する者。 3 荘園の役人の一。平安・鎌倉時代に置かれた。 4 室町時代以降、盲人に与・・・

難語46

春宵 しゅん‐しょう 春の夜。春の宵。《季 春》「―や蕗の一葉がつくる闇/万太郎」    

難語45

蕭々 しょう‐しょう   1 もの寂しく感じられるさま。「蕭蕭たる晩秋の野」 2 雨や風の音などがもの寂しいさま。 「―たる夜雨の音を聞きつつ」〈芥川・開化の殺人〉

難語44

定業 じょう‐ごう   仏語。 1 前世から定まっている善悪の業報(ごうほう)。決定業(けつじょうごう)。 2 念仏四業の

難語43

逍遥 しょう‐よう   気ままにあちこちを歩き回ること。そぞろ歩き。散歩。「郊外を逍遥する」

難語42

蒼然 そう‐ぜん 1 あおあおとしているさま。「蒼然たる月光」 2 薄暗くぼんやりしているさま。「蒼然たる暮色に閉ざされる」 3 古び、色あせているさま。「古色蒼然」

難語41

冥邈 めいばく くらくて遠く、はっきり見えない・こと(さま)。 「此-たる小説界に一点の光明を輝かし/筆まかせ 子規」

難語40

嬋媛 せん‐えん あでやかで美しいさま。優美であるさま。 「暮れんとする春の色の、―として、しばらくは冥邈 (めいばく) の戸口をまぼろしに彩どる中に」〈漱石・草枕〉

難語39

綺羅 き‐ら 《「綺」は綾織りの絹布、「羅」は薄い絹布の意》 1 美しい衣服。羅綺。「綺羅をまとう」 綺羅(きら)を飾・る 1 華やかに装う。「―・った宴の出席者たち」 2 体裁をつくる。見えを張る。「侍の―・りいかめし・・・

難語38

蕭寥 しょう‐りょう ひっそりとして、もの寂しいさま。 「―とした共同墓地に、凩が吹き荒んで」〈徳永・太陽のない街〉

難語37

寂然 じゃく‐ねん 1 ひっそりとして静かなさま。寂しいさま。せきぜん。 「院は―として人もないようであった」〈露伴・連環記〉 2 煩悩 (ぼんのう) を去って、心が静かであるさま。 「―と黙考の体 (てい) なりし時も・・・

難語36

把住 は‐じゅう 1 とらえとどめおくこと。 「窈然 (ようぜん) として同所に―する趣で嬉しいのである」〈漱石・草枕〉 2 禅宗で、師が弟子を指導するとき、向上させるために、弟子のもつ誤った考えを打破・否定して、困惑・・・・

難語35

感興 かん‐きょう 何かを見たり聞いたりして興味がわくこと。また、その興味。「感興の赴くままに筆を走らせる」「感興をそそる」

難語34

興趣 きょう‐しゅ 味わいの深いおもしろみ。「興趣を添える」「興趣が尽きない」

難語33

逓次 ていじ 次々と順を追うこと。順次。副詞的にも用いる。「逓次繰り返して使用する」

難語32

邂逅 かいこう 思いがけなく出あうこと。偶然の出あい。めぐりあい。「旧友と邂逅する」

難語31

風韻 ふう‐いん すぐれた趣おもむき。風趣。雅趣。 「漸く人に-を生じて/文明論之概略 諭吉」

難語30

気韻 き‐いん 気品のあるようす。特に、書画などの風雅なおもむき。

難語29

惝怳 しょう きょう ① 驚いてぼんやりすること。ひどい驚き。 「道徳を超絶した美の境の-/青春 風葉」 ② がっかりすること。失望すること。 「そんなに憧憬したり-したり/吾輩は猫である 漱石」

難語28

髣髴 ほう‐ふつ 1 ありありと想像すること。よく似ているものを見て、そのものを思い浮かべること。「往時を―させる」 「ミイラに因って埃及 (エジプト) 人を―する」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 ぼんやりしていること。 ・・・

難語27

一頭地を抜く 《「宋史」蘇軾伝から》他の人よりひときわすぐれている。一頭地を出 (い) だす。「クラスで常に―・いていた」

難語26

能事 のう‐じ なすべき事柄。「天下の―を尽くしたのちに」〈鴎外・魚玄機〉

難語25

臭骸 しゅう‐がい 1 悪臭を放つ死体。 「みじめな―をさらして塹壕 (ざんごう) の埋め草になるに過ぎないまでも」〈寅彦・連句雑俎〉 2 汚れたからだ。

難語24

閲歴 えつ‐れき 1 人が今まで社会的にたどってきた跡。経歴。履歴。 2 経験すること。 「只それ丈の刹那 (せつな) の知覚を―したというに過ぎなかったので」〈鴎外・雁〉

難語23

放下 ほう‐げ 1 仏語。禅宗で、一切の執着を捨て去ること。「一切を―し尽して」〈漱石・行人〉

難語22

泥団 でい‐だん どろのかたまり。なんの役にもたたないもの、無意味なもののたとえ。

難語21

青嵐 せい‐らん 1 青々とした山の気。 2 青葉のころに吹きわたる風。あおあらし。

難語20

掌 た‐な‐ごころ 《手の中心の意》てのひら。手の裏。たなうら。

難語19

気韻 き‐いん 中国画の理想で、生気が満ちあふれていること。5世紀末の南斉の画論家謝赫(しゃかく)が、、「画の六法 (りくほう) 」の第一にあげる。

難語18

勲し/▽功し いさお・し 1 勇ましい。雄々しい。 「里坊 (さとまち) の百姓 (おほむたから) の清く正しく―・しき者を取りて充てよ」〈孝徳紀〉 2 勤勉である。 「其れ如此 (これら) の人は皆君に―・しきこと無く・・・

難語17

籬下 り‐か 垣根のそば。低い位置にあることのたとえ。 「前人の―に立ちて」〈漱石・草枕〉

難語16

淋漓 りん‐り 1 水・汗・血などが、したたり流れるさま。「鮮血淋漓」 「雨―として玻璃 (ガラス) に滴 (したた) り」〈蘆花・不如帰〉 2 勢いなどが表面にあふれ出るさま。「墨痕淋漓」 「慷慨―たる郷人の漢文もあら・・・

難語15

澹蕩 たん とう ゆったりしてのどかな・こと(さま)。 「冲融とか-とか云ふ詩人の語は/草枕 漱石」 「春風-として起こる/経国 」

難語14

冲融 ちゅう ゆう ( 名 ・形動タリ ) とけやわらいだ気分が満ちあふれている・こと(さま)。 「 -とか澹蕩とか云ふ詩人の語は/草枕 漱石」

難語13

蒼海 そうかい あおい海。あおうなばら。 [句項目] 滄海の一粟 ・ 滄海変じて桑田となる

難語12

窈然 よう‐ぜん 奥深くて、はるかなさま。また、奥深くて、かすかなさま。 「―たる空の中 (うち) に取り留めのつかぬ鳶色の影が残る」  

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